ねほりんぱほりん『ギャンブル依存症』

テレビの録画整理がてら。ねほりんは好きな番組なので録画予約をしており、見ないとどんどんたまっちゃう。

 

今日見たのは、ギャンブル依存症回。20代のころにギャンブル依存症になった男性と、夫がギャンブル依存症になった女性が登場。男性のほうは自分自身でギャンブルしているのでかわいそうとかは思わなかったが(唯一、孫にお金を集られた病気のお祖父ちゃんはかわいそうだった…)、後半に出てきたギャンブル依存症の夫をもつ女性の話は聞いていて苦しかった。給料も勝手に預金からおろされてしまうので、女性は夫にお金を使われないように現金を家に隠すようになったが、彼女の夫は刑事をしており、その持ち前の能力で現金を探し当ててしまう。そのうち、女性名義のカードでキャッシングを始める。借金が膨らみ、夫の両親との話合いをし、ここではじめてお金がギャンブルに使われたことを知る。女性はこれまで経費だと思ってお金を渡しており、いつか返ってくるものだと思っていた。それが全くの嘘で、お金は一銭も返ってこない。これを聞いたときの女性の絶望はいかほどであっただろうか。それから夫は自助グループに通い始め、趣味のマラソンに熱中するとギャンブルをすることはなくなった。家族の平和が戻ってきたかと思いきや…。足を怪我してマラソンができなくなった夫は、スマホゲームの課金に60万を注ぎ込む。それをクレカの請求で知る女性。どん底だと思った場所からさらに突き落とされる。地獄かよ。「夫のギャンブルは本当に病気だ」と気づいた女性はついに、離婚か回復プログラムかを選ばせ、夫は回復プログラムに通いだす。それからは見る見る回復していく夫。ただ、夫を恨む女性の苦しさは続く。夫がお金を使い込んでいないかという不安を常に持ち続けてしまう。その苦しさは家族の自助グループで、体験談や気持ちを分かち合うことで和らげていっているらしい。以前の女性は「家族で解決しなければいけない」と抱え込んでいたが、今は1人じゃないと気付けたそう。

 

いやー、ヘビーな回だった。うちの実父もパチンコ好きで、子供の頃、母親からお金をもらってパチンコに行く父親が嫌いだった。父の給与がどれくらいで、家にお金はどのくらい必要で、月パチンコにいくらつぎ込んでいるとか具体的は金額はわからない。自分が社会人になってからは、「お父さんも頑張って働いているから、好きなことはしたいよね」と思うことができたし、わたしは塾とか通わせてもらったし、ひもじさを感じた記憶があまりないから、めちゃくちゃ借金があるとか生活がカツカツというわけでもなかったと思う。こういう依存症みたいなものではなかったんだろう。でも、母親が嫌がっていたから、嫌だったんだよねぇ。今もしているのかな?聞いたりはしないけど。パチンコに使うお金を自分達の老後や孫に使うお金に変えていたら嬉しい。

 

家族が悲しい思いをするお金の使い方はダメだよね。わたしはギャンブルとかしないけど、課金にハマりやすい傾向があるので気をつけないと。

IRはどうなったっけ?日本でカジノができるようになったら、ギャンブル依存症で苦しむ人が増えるのかな。