映画『恋は雨上がりのように』

実写版の映画がAmazonプライムビデオの見放題終了間近ということで鑑賞。

まだコロナというパンデミックが起こることも思いもしなかった2018年。なんか趣味が欲しくて、「月一映画館で映画を見る」というのをやっていた。その時に見た映画。映画館で見るのはアニメか洋画が多くて、実写の邦画を見るようになったのはこの頃からだったと思う。

恋は雨上がりのように』は原作が漫画で、アニメ化もされている。でもそっちはノータッチです。なので映画の感想のみ。

本作はバイト先の店長(45)に恋する女子高生・橘あきらが主人公。物語途中で店長に好意を伝えてからグイグイいくようになったあきらの表情が豊かになって、とてもかわいい。それまでは睨んでる?と言われるような顔がデフォルト。漫画の実写はヒヤヒヤすることもあるけど、あきら役の小松菜奈、店長役の大泉洋がどハマりなんだよな。小松菜奈の透明感がすごい。女子高生と店長の恋物語?と思いきや、終始あきらの片思いで、店長はちゃんと大人の対応しているのがいい。でも冷たく突き放すわけじゃなくて、あきらの好意を受け入れて、店長自身もあきらに心開いている気がする。ラストはそれぞれが立ち止まっていた道を再び歩き始める。前向きになる映画。メイン以外の登場人物だと、倉田みずきと加瀬さんも好き。